基本的に、鉄は錆びます。
自然界において、鉄は錆びている状態が一番安定している状態ですので、サビは自然な状態です。
あらかじめご了解の上よろしくお願いいたします。
問題は、そのサビのアジをそのまま活かすか、
あるいはサビを出さないようにするかです。
それによって、サビ仕上げ、ウレタン塗装仕上げ の2種類をご用意しています。
以下、仕上げ毎の長所・短所を記しますので、ご参考にしてください。
サビ仕上げ
特徴
基本的に「サビ仕上げ」は、2通りがあります。
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雨ざらしにしてさびを出させた材料を使う場合
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レーザーカッティングによる制作は不可能です。
最初から味わいのある物になります。
ガス溶断抜き文字にて制作の場合は、ガスにより文字の周りが焼変(還元)をおこし、味わいのある効果が出ます。
ただし、屋外に設置の場合は時間と共に赤さびの状態になります。屋外にてサビの進行に伴い味わいのあるものになる様に制作しております。
メンテナンスにより、 サビの進行と共により深みを持ったものになります。
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新品の鉄材を、薬品や研磨によりサビを出した材料を使う場合
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新しい感じの、割合と浅めのサビになります。
レーザーカッティングによる制作も可能です。
屋外にてサビの進行に伴い味わいのあるものになる様に制作しております。
メンテナンスにより、 サビの進行と共により深みを持ったものになります。
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ご注意
- 定期的にタワシや真鍮製のワイヤーブラシなどで、メンテナンスが必要です。
- 雨等にあたり周辺にサビの染みが付く場合があります。
特に据え置き型は、長時間同じ場所に設置されますと、サビのシミが付きます。
コンクリートや石等はシミになりやすいので気を付けてください。
メンテナンス頻度
メンテナンスの頻度は、置かれる環境(温度・湿度・屋内屋外・雨や雪の量等)により大きく左右されます。
作業としてはサビが浮いてきたら、浮いているサビをタワシやブラシ等で軽く落として頂く程度です。
※野外などに長期間展示する場合などは、ご希望により耐候性綱(よりサビに強い鋼材)による制作も承ります。
ウレタン塗装
特徴
下地処理の後、さび止め加工を行い塗装をします。
長所
サビの発生を出来る限り押さえます。
短所
全ての塗装に言えることですが、経年変化と共に汚れ・サビなどが出てくる事があります。
塗料メーカー保証(3~5年)
メンテナンス頻度
置かれる環境(温度・湿度・屋内屋外・雨や雪の量等)により大きく左右されます。
サビが浮いてきたら、浮いているサビをサンドペーパー等で落とし市販のスプレー等で再塗装をしてください。